台湾観光協会は、交通部観光局の委託を受けて6月11日から15日まで北海道を訪れ、「YOSAKOIソーラン祭り」のパレードに参加した。台湾伝統芸能を披露しながら、札幌市内を巡って台湾観光をPRした。
「YOSAKOIソーラン祭り」は1992年以来毎年6月の第2週に札幌市で開催されている。「雪祭」とともに北海道を代表する二大祭典である。例年二百万人に及ぶ観衆が集まり、内外のメディアで大きく報道される。
交通部観光局は2004年より代表団を派遣しており、今年は台南応用科技大学舞踊学科師生による「Time for Taiwan」チームと台湾を代表する民間芸陣「家将団」を中核に華麗なるパフォーマンスを披露した。「家将」は祭りに欠かせない道教の神様の一つ。民間信仰では町の警察として住民の安全確保の役割を果たしている。一行はパレードへの参加のほか、老人保養施設「福寿園」を訪れ台湾伝統芸能を披露するとともに交流の時間をもった。
台湾観光局の参加は今年で12回目となる。主催者からはその貢献に感謝し、いっそう交流発展を期して「感謝状」が贈られた。
台湾代表団が秋元克広札幌市長(左四)を表敬訪問
特色ある伝統の信仰文化を披露する台湾代表団